「今」の価値観を反映する定額制サービス
今、わたし達の身の回りには「定額制サービス(サブスクリプション)」というものが溢れています。
古いところでは、電車やバスなど交通機関の定期券や遊園地の年間パスポートといった馴染みのあるものにはじまり、スマホなどの普及から「Apple Music」「Spotify」などといった音楽配信サービス、映画・ドラマが見放題の「NetFlix」まで、最近ではついに珈琲飲み放題の定額制カフェなんていうのも都内では登場しているそうです。
カーレンタルやライブ鑑賞、英会話教室・ゲームソフトダウンロードにドックフードの宅配サービス・・・。思えば、携帯が定額で通話し放題になった数年前にかなりの衝撃を受けた自分にとっては、多種多様な定額制サービスの内容に「なるほど!」と関心をするばかりです。
定額制サービスが普及した理由とは?
ではなぜこの定額制サービスが広く一般的になったのか?
消費者側からしてみれば、「どれだけ使っても金額はココまで!」と内容が分かりやすく、値段も魅力的な定額制でのサービス購入はお得感や安心感を強く感じられますし、販売側にとっては定期的な収益確保と長期に及ぶ顧客の囲い込みができるという魅力が強いからここまで蔓延しているのかなと思います。さらに言えば日々進歩するネットインフラやデバイスの向上・普及はもちろん、世の中的に今の考えが、物を持たなくても、好きな時に好きなだけ「借りる」「共有する」ことで満足できる人が増えているということ、そういう流れになっているのでしょうか。
今の価値観にあったアイデアを
今自分がいる業界は、そういった流れの中で生活をしている「消費者」と「販売者」にデザインという「モノ」を提供し満足してもらうことが仕事です。先に述べたように一昔前にはなかった今の価値観やその変化を読み取り、今の世の中にあった「カタチ」を提案していくことが大事になって行くし、そこをもう一度深く突き詰め考えて動けば今までのアイデアとはちょっと違う、新しい「カタチ」が拓けるかもしれませんね。
遅ればせながら自分も「NetFlix」と「Hulu」を最近登録してみました…見てる時間がありませんが笑
営業 / S.H