知ってました？コピーライターとライターの違い

広告に欠かせないコピー。最近はインターネットの普及に伴いますます重要性が増しています。そしてこのコピーを考える人をコピーライターといいますが、人によってはライターという人もいます。これって同じ？ と思っている方も少なくないと思います。実は僕もデザイン業界に入ったばかりの時は、文章を考える人＝コピーライターと思っていました。

しかし、ある案件の取材で長文の原稿をコピーライターの方に依頼したところ「あれ？」いつもいい感じで仕上げてくれるのにどうしたのかな？と正直満足のいくものが上がってきませんでした。その後周りの人に聞いたところ、「コピーライターは短いキャッチコピーを書く」、「ライターは比較的長い文章を書く」と教えられ、恥ずかしながらコピーライターとライターが違うことを初めて知りました。

文章の長さ以外に違うところは？

コピーライターもライターも文章を書くということは同じですが、次のように書く内容も異なります。

コピーライター

TVCMや新聞広告、ポスターや電車の中吊り広告、チラシなど、広告に使う言葉を作る仕事です。キャッチコピーやそれを補足するリード文など比較的短くインパクトのあるものになります。広告の目的は商品のPRや、企業のイメージアップ等となります。

ライター

雑誌、書籍、Webサイトなどの記事を書く仕事です。テーマに沿って情報を調べたり詳しい人にインタビューしたりして、伝えたい内容を文章にまとめたり、記事にしたりします。事実を万人に分かりやすくかみ砕いて伝える技術が必要となります。

まとめ

ライターの定義は明確には決まっていませんが、シナリオライター、ＷＥＢライター、セールスライターなど様々なジャンルがあります。最近では、すべてのジャンルの仕事をしている方もいますが、その人の得意分野やスキルを確認したうえで、依頼することをお勧めします。

ＡＩコピーライター誕生！

最近では、人工知能がコピーを考えたり、新聞記事を書いたりしています。もしかしたらコピーライターやライターという職業もＡＩに変わっていくかもしれませんね。
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