【初心者必見】Googleアナリティクスの
まずはこれだけ覚えよう
Googleアナリティクス(以下GA)はGoogleが無償提供をしているアクセス解析ツールです。Webマーケティングを行っていくうえで、アクセス解析は必須項目となりますので、GAをサイト内に導入しているという企業も多いかと思います。
しかし、設定はしているが、どの項目がどのような意味を持つのかが分からない、そもそも何を見たらいいのかわからない、という担当者もいるのではないでしょうか。
この記事ではGAで必ず覚えておくべき3つの項目に関して説明します。
★Googleアナリティクスの基礎知識
GAは、Googleが提供しているアクセス解析ツールです。Googleアカウントを取得すれば、無料で利用することができます。GAはWEBサイト内にトラッキングコードというものを挿入することにより、ページのアクセス状況を管理画面から見ることができるツールです。
★まずはこの項目だけ覚えよう
無料ですが、たくさんのツールが備わっているのがGAです。使い方によってはよりマーケティングに活かすことのできる情報が得られますが、まずは基本として以下の3つの項目の意味だけ覚えましょう。
- セッション
- ユーザー数
- ページビュー数
◎セッション
セッションはサイトに訪問してからサイトを離脱するまでの一連の流れを示す数値です。
例えばサイトに訪問した際にサイト内のいろいろなページを回遊するかと思います。Aサイトに入ってaのページを見て、その次にbのページを見てなど。一通り見終わったら別のサイトに移動するか、ネットをやめるかになりますが、この「Aサイトに訪問→aのページを見る→bページを見る→離脱」の流れがセッションです。
セッションは以下のタイミングで切れるといわれています。
- 30分間操作が行われない場合
- 日付が変わった場合
30分操作が行われない場合というのは、ページが表示されたまま別ページに飛ぶことなく30分が経過したということです。日付が変わった場合は、例えば23時59分の段階でサイトを見ていて、0時になり日付が変わったとします。この場合、日にちを跨ぐ前後でサイトを見ていますので、セッションは2となります。
◎ユーザー数
ユーザー数はGA上では以下のように説明されています。
選択した期間内に 1 回以上セッションが発生したユーザー数。新規とリピーターの両方を含みます。
簡単にいうと、ユーザー数とは、ある期間内にサイトを訪れたユーザー(人)の数を表す数値です。セッションが一回ずつの訪問を示す数値なのに対して、ユーザーは同じ一人の人を対象とした数値となります。
例えば、同じ人があるサイトを朝昼夜と訪問した場合、セッション数は3になりますが、ユーザー数は1となります。ただし、同一人物でも違うブラウザや違う端末を使った場合は、別のユーザーとしてカウントされてしまいますので注意が必要です。同じ人がPCとスマホ両方でサイトに訪問すると、2ユーザーとしてカウントされます。
◎ページビュー
ぺージビュー数はGA上では以下のように説明されています。
閲覧されたページの合計数です。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。
ページビューは略してPVとも呼ばれています。簡単にいうとどれだけのページがユーザに見られているかという数値になります。PV数が多いページは、お客さんがよく見るページ=人気ページであるということができるでしょう。反対にPV数が少ないとほとんど見られていないということがわかるのでサイトの改善の際に、改修の対象となるページわかります。
上記の3つの項目の意味を覚えれば、ひとまずサイトにどれくらいの人がきているのかということは理解出来ます。
★項目を覚えたら毎日チェックしてみよう
WEBサイトへのアクセス状況は常に変化しています。そのため一日一日を単発で見るのではなく、日々のアクセス状況を比べてみることでサイトの問題点などが見えてくるようになります。WEBサイトは一度制作をして終わりではなく、制作→アクセス解析→改善というサイクルで常に動かしていくことが重要になってきます。それにはまず、自分のサイトがどれくらいの人に見られているのかを把握しておく必要がありますので、まずは日々のアクセスチェックから始めてみてください。
★WEB解析サポートします
マルキンアドではWEBマーケティングとして、サイトのアクセス解析、レポート、サイト改修のご提案などもさせていただいております。GAの資格保有者も在籍しておりますので、サイトの運用に関して不明な点がありましたらお気軽にお問合せください。
WEBディレクター / T.K